Sat Nam
昨日、クンダリーニヨガと精進カレーの会、無事終わりました。たくさんの方が参加してくれました。小学校6年生から様々な年代の方の参加でした。昨日は節分、春分、新月前のとてもよいタイミングで、身体全体を調整するヨガとヒーリング瞑想をやりました。みなさんから「体を普段伸ばしてないなと実感した」「呼吸の大切さがわかった」「家でもなにかしないとな」など感想をいただきました。少しでも自分の身体に興味を持つきっかけになればと思います。
それから、部屋を移動して、精進カレーをいただきました。今回の精進カレーは、旬の大根をたくさん使い、昆布、しいたけ、野菜などからだしを取り、肉の代わりに大豆ミートを使っています。にんにくと玉ねぎは使用していません。
精進料理(カレー)とは
精進料理は日本の仏教寺院で修業する僧侶達が食してきた料理です。今から千二百年ほど前、仏教が日本へ伝えられて以来、仏教の“殺生をしない” という考えから、植物性の食材で作られます。
‥ということは、食事作りに利用する魚や肉由来のだしの使用もタブーです。よって、精進料理で使うだしは、乾燥昆布や干し椎茸、大豆、かんぴょう等植物性の食材のみから取ります。
加えて野菜の中でも使ってはならない食材「ねぎ」「にら」「にんにく」「たまねぎ」「らっきょう」など(五葷=ごくん)も使いません。
何故、これらの野菜を食してはいけないのでしょう?その理由は諸説ありますが、これら五葷は極めて臭気が強く、修行の妨げになるということは通説でしょう。また、これらは「精力」「食欲」増進作用もあり、ひいては闘争心や欲求が強まって煩悩が生まれやすくなったり、自我をコントロールするのが難しくなることを体験的に感じていたためと思われます。
カレーは元々、様々な薬効のあるスパイスが巧みに調合された医食同源の薬膳料理でもありす。
このような精進カレーを楽しい会話とともに、おいしくいただきました。きてくれた方々も、みなさん楽しんでくれていたようです。今後、毎月クンダリーニヨガと精進ランチのコラボをやっていく予定です。一人でも多くの人が、参加し、笑顔で帰ってくれたらなと思っています。
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