バンダ(ロック)について

クンダリーニヨガ

Sat Nam 

ヨガのクラスでは、バンダ(ボティロック)を使います。とくにムラバンダの根っこの部分の締め付けはよく使います。ここは普段から意識して締めておくといいです。痩せやすい身体づくり、尿もれ防止に繋がります。
バンダとは、筋肉の収縮を組み合わせた身体の締め付けです。

【効果】
血流や神経の圧力、髄液の流れなどの調整
プラーナの流れをエネルギー管に流す
意識を高めること、自分を癒やすことにエネルギーを集中させる

3つのバンダ
ジャランダラバンダ(ネックロック) 
首と喉のバンダ。
あごを引いて首と喉を引き締める。首の骨を伸ばすことでプラーナの流れを頭へスムーズに流します。

甲状腺や副甲状腺からの適切な分泌を促し、下垂体の機能を活性化します。

ウッディアナバンダ(ダイヤフラムロック)

横隔膜の締め付け。
背筋を伸ばして座り、お腹の上部の筋肉を背骨の方へ引き、横隔膜を胸郭の中へ引き上げる。

このバンダは心筋を優しくマッサージします。背骨の中心を通るスシュムナー管を通じてプラーナを動かし、首のあたりまで通します。視床下部・下垂体・副腎が適切に働くよう刺激します。
マントラを唱えながらこのロックをかけるとマントラの効果を高めることができます。

ムーラバンダ(ルートロック)
根本の締め付け。
肛門の筋肉を引き締め、ぐっとひきあげる。次に生殖器官の引き締めを加え、最後におへそを背骨へ引き寄せます。直腸と生殖器官はへそまで引き上げます。

ヨガクラスでも頻繁に使われ、ムラバンダは身体の2つの主要なエネルギーの流れであるプラナとアパナを結合します。
プラナは身体に流れ込む生命の源であり、上半身やハートセンターに発生するエネルギー。アパナは排出の、下に向けて流れるエネルギーです。

マハバンダ(グレートロック)
上の3つのバンダ全てを一度にかける締め付け。

神経や内分泌器官を若返らせる。

 

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