Sat Nam
ヨガ、朝活などクラス中、クラスの終わりにする”内観”の時間をとても大切にしてる。
身体を動かすこと、瞑想することももちろん効果あるし大切なんだけど、それをすることで自分が、内側がどうなっているのか観察する。どんな感情がわいてくるのか観察する。骨、筋肉、呼吸、血管、左右差、前後差などなど・・・観察できる全てのものを観察していく。
本来内観の先の先の先・・・には三昧(悟り)と言われる世界が待っているんだけど、私は日常生活を快適に過ごすためのヨガや朝活目指しているから、難しいこと抜きにして、自分の状況把握。自分の思考癖把握。自分の身体把握の時間にしてもらえたらと思う。
内観って何観察すればいいの?
まず身体をじっくり感じること。ヨガ(エクササイズ・瞑想)しながらそれがどのような現象を起こすのか、どんな反応をするのか・・・痛み、違和感、好き嫌いなどの感情などなど、そしてそれがどう変化していくのか。それを皮膚、呼吸、骨、筋肉、血管・・・さらに神経、細胞へと深めていく。
例えば、筋肉でいうと外側の筋肉から内側の筋肉を観察していく。この動きは内側のここが伸びている、ここが伸びるはずだけど緊張を感じる、今日はうまくインナーマッスルを感じられるなどなど、じっくり集中して観察していくと、体温の上昇を感じたり、血液の流れがよくなったことを感じたり、一連の動きが終わったときには、細胞が喜んでいるのを感じたり。俯瞰して全体が見えたり・・・。
今は筋肉の話だけど、そこに感情や思考が入ってくるから面白い。ふっと昔のこと思い出したり、ある人の顔が浮かんだり・・・そのわいてきた感情がもういらないものなら、出てきてくれたことに感謝して手放していけばいい。
内観の世界は深く面白いよ~。
一応内観にはステップもあるようで・・・書いておく。
参考にしたのはこの本。
【内観(集中と観察のステップ】
有酸素的フィットネスレベル 0 特にヨガ的な内観を行わない
一般ヨガレベル 1 肺(全体と肺胞)の拡大と収縮を内観
2 呼吸筋などのインナーマッスルの内観
本来のヨガレベル 3 太陽神経叢(おへそ辺り)の内観ー血液と神経
4 各チャクラ(肉体レベル)の内観
5 中枢神経の内観
6 内分泌バランスの統制と内観
7 虚(受動的な合一)の体験
8 空(能動的な合一)の体験
タントラレベル 9 無との合一
10 無との融合
クンダリーニヨガクラスも朝活も6ぐらいまでは内観できるようにと思ってる。
いやいや内分泌バランスって何?って思うかもだけど、ホルモンバランスのこと。だからざっくりと調子がよければ整っているってこと。イライラが止まらないとか、生理前何とかがひどいとか、代謝が滞ってるのか太ってきた痩せてきたとか・・・だとバランス崩してるのかなと。でもそれって少し止まって、自分といる時間を取るからこそわかること。そしてそれをそのままにしておくのも変えるのも自分次第。変えるのであれば決断して変えていく。そのプロセスは苦しいけど楽しいよ。達成感半端ない。自分で自分を変える体験が積まれれば積まれるほど、自分軸がしっかりしてくるそんなイメージ。
肩こり一つとっても、今まではマッサージしてもらっていた→自分でやってみようと決意する→肩回り動かしてみる→食事考えてみる→前よりいいけどまだまだ→他の動きとりいれてみる→姿勢を観察してみる→トライ&エラーを繰り返す→何となく肩こりが和らぐ→マッサージの頻度が減る→続く・・・・ここまでの期間は人それぞれ。途中であきらめることさえなければ、必ず結果は得られるよ。
その体験が、ダイエットする。○○資格を取る。〇年後までに〇〇をする。などなど全てに活かされる。これむちゃくちゃパワフルです。出来ないものがない氣になるよ(笑)
(ちなみに人の手が必要な時もある。マッサージを否定しているわけではないから~。)
さあ内観の世界へようこそ。
クラスでは内観後、ノートにメモタイムも取っている。言葉にすることで分かりやすくなるから。
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